個人信用情報機関とは?
個人が金融機関からお金を借りたり、返済したりすると、個人信用情報機関という第三者の独立機関にその情報が報告されます。
次のような金融機関は、この個人信用情報機関の情報に基づいて融資の可否を審査しています。
■消費者金融
■銀行系ローン
■クレジットカード
個人信用情報機関はいくつあるのですか?
個人信用情報機関は現在は4つ存在しています。
そして、その4つの機関のそれぞれが異なった種類の情報を管理していて、相互に情報交換を行っています。
■全国銀行個人信用情報センター(全銀協KSC)
ここでは、銀行と信用金庫の個人情報を取り扱っています。
■日本クレジット産業協会(CIC)
クレジット会社、百貨店、専門店などの個人情報を取り扱っています。
■全国信用情報センター連合会(全情連)
消費者金融の個人情報を取り扱っています。
■セントラルコミュニケーションビューロー(CCB)
全業種の個人情報を取り扱っています。
たとえば、上記個人信用情報機関のひとつにCICという会社がありますが、この会社はクレジット会社の共同出資によって設立された会社です。
このCICでは、CICの加盟会社などから登録される個人の信用情報を管理し、また加盟会社からの照会に応じて情報を提供しています。
金融機関は個人への融資の際に、これら個人信用情報機関に信用情報を照会しています。
なお、個人が自分の信用情報を個人信用情報機関に照会することもできます。 |